So-net無料ブログ作成
myoko.jpg  ←~生命地域~妙高高原♪
K.モーリー君♪ ブログトップ

夕暮れのk.モーリー君③ [K.モーリー君♪]

p-new04.gif
朝、カーテンの裏に隠れていたコウモリ君は、
15時30分頃に見に行ったら、もういませんでした。

でも、そう見えても、
ドアも窓も閉めてあり密室だったのですから、また隠れているんです。

(夜行性だから、きっと夕方になったら活動するんだわ)

そう思った私は、帰宅した兄を誘い、
薄暗くなった頃、もう一度部屋に行きました。
部屋の中は、昼間の暑さでもうもうとしています。

そうしたら・・・やっぱりコウモリ君は、姿を見せていました!!!

部屋の隅の鏡台の裏に潜んでいたようです。
ただ、飛べないのか、じゅうたんの上を這っていたんですよね。
飛ぶ元気もないなんて、可哀想。

その姿は遠目で見ても、近くで見ても、どう見てもこの部屋には異質の存在・・・。
コウモリ君は、人間(私ら)から逃げようと、ほふく前進して逃げていきます。

「外へ逃がしてあげなくちゃ」

そう思って、コウモリ君を追いかけ、その背中をつかむと、意外にもやわらかくて温かい感触。
だけど、引っ張ってもじゅうたんにしがみついて、離れなくて。
コウモリ君も、必死なんです。
その時・・・

「巨大〇〇〇〇みたいだな」   

兄が、そんな余計なことを言ったので、私は、はっとして手を放してしまいました。
なんていうか・・・確かに巨大〇〇〇〇にも見える・・・。

「ぎゃー、そんなこと言うなら、にいちゃんが、とって逃がしてやってよ!」
「ええっ!?」

強引にバトンタッチすると、
兄は逃げるコウモリ君をつかみ、そしてベランダへ。

「えいっ!」

コウモリ君を2階から放すと、夕闇の中、落下していきまた。
兄と私は、急いでベランダの下へ降りて行ったのですが、それらしき黒い姿は見えません。
たぶん、どこかへ逃れたのでしょう。

弱ってはいたけれど、外ならえさもあるだろうから、大丈夫。
今度こそ本当に。
よかった、よかった。


最後に一言。
「もう、はいってくんなや~~ 」  www おしまい(゜v゜) /www




2015-10-23 23:27  nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

真昼のk.モーリー君② [K.モーリー君♪]

05.gif
朝がきました。
じつは、私は、昨夜のコウモリが、まだ部屋のどこかにいるような気がしていました。
もしも、部屋のどこかに隠れているとしたら、一匹だけで脱出することは不可能ですし、
下手をすればしんでしまうでしょう。

南東に窓があるこの部屋は、日中はとても暑くなり、凄くまぶしくて・・・。
それに、コウモリがもしいたら、昨日から何も食べていないに違いありません。
お腹も減ってるんじゃないかなぁと。

私は、部屋のカーテンのあたりを重点的に、見て回りましたが、コウモリはいませんでした。
そこで、ふと思い出します。
確か昔、コウモリのことを詠んだカルタの句があり、
イラストには、コウモリがぶら下がっている絵が描かれていたことを・・・。


カルタの句には、こう書かれていました。
昼は 逆さで ねています


「逆さ・・・かぁ、もしかして、逆方向から見たら見つかるかも・・・?」


そう思った私は、となりの部屋からベランダに出て、
外側から寝室のサッシを、そーっと開けて、カーテンのヒダをゆっくり点検すると・・・いました、いました!!!

コウモリ君は、カーテンのヒダの暗がりに、じっとひっついていたのです。


「失礼しましたァ・・・」


ちょっと感心したと同時に気の毒になった私は、カーテンのヒダを元に戻し、その時は、見なかったことにしてその場を離れました。
コウモリ君は、たぶん寝ているのだろうし、今は邪魔しちゃいけないと思ったので・・・。
夕暮れになった頃、逃がすのがベストかなと判断したのですよ。

ところがですね、コウモリ君は、人間の思いなんて知る由もなく、
夕方になると、また、忽然と姿を消してしまうのですよ・・・!!!

どうやら、コウモリ君は、わたしに、見られたこと、ちゃんとわかっていたみたいです(゜o゜)
どきどきしただろうね・・・とって食われると思ったか(;O;)


2015-07-30 14:24  nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

真夜中のk.モーリー君① [K.モーリー君♪]

05.gif
ある晴れた日の深夜のお話です。
昼間に寝室の掃除をし、窓を開け放ったままにしていた私は、
寝る直前になって、窓を閉めようと、風に煽られたカーテンに手をかけました。
そのとき、


バサバサッ

「ひゃっ!!!」


私の頭をなにかがかすめた感触があったのです。
カーテンだけじゃない、なにか別のものの気配を感じた私は、
恐る恐る部屋の電灯のスイッチを点けました。


部屋をぐるりと見回すと、大人の親指くらいの黒くて小さな生き物が、
反対側のカーテンレール付近に、張り付いているのが見えたのです。


「わぁ、入ってきちゃったの~!?もう寝るのにぃ~!」


小さな生き物は、こうもりでした。
こうもりは光に弱いのだからと、私は、すぐに電灯を消し、
1階へ降りて、懐中電灯と長い棒を取ってきて、こうもりを、窓の外へ追い出そうとしました。


「ほれ、外へ!あっちだよ、あっち!」


たま~に、今までも、こうもりが家の中に入ってくることがあったので、
逃がし方は心得ています。
でも、今回のこうもりは、天井のカーテンレール付近に張り付いたまま、なかなか動こうとしません。
なかなかに、頑固なコウモリ君です。

私は、こんな深夜に面倒くさいなぁと思いながらも、物置へ行き、虫取り網を取ってきました。
捕まえてから、窓の外へ追い出すしかないなと思ったからです。

しかし、私が寝室に戻って来たときには、既にこうもりの姿はどこにも見えませんでした。
私がいないうちに、窓から出て行ったようなのです。

昨年のくわちゃん(クワガタ)の時には、昆虫の気持ちはわからないゾ~と思ったものですが、
今回のこうもり君は、さすが哺乳類だけあって、ものわかりが良かったみたいです。


「もう入ってくんなよう、おやすみー!」


私は、暗い夜空に羽ばたいて行ったであろう、こうもりにむかって叫ぶと(深夜ですから静かにね)
ベッドに入り、眠りについたのでした。


2015-07-20 11:41  nice!(7)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

K.モーリー君♪ ブログトップ
短篇小説 W   別天地へ行け

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。